Dr.よしゆきのつぶやき No.17
こんにちは!当院 元木クリニックは、本日より新年度のスタートです!
昨年度は、当院でも、2名の医師による診療体制に変更したり、ホームページを作成したりと、大きな変化がありました。
1年が経過し、ようやく周知いただいてきたかなと感じることもありますが、気持ち新たに
新しい1年に励んで参りたいと思います。
今後とも何卒よろしくお願いいたします!(^o^)
さて、今回のブログは久々にマラソン以外のネタです。
春分の日である3月21日(水)に、神戸大学で行われた
『第1回神戸大学院内メディカルラリー』に市立川西病院のチームで参加してきました。
このメディカルラリーは、医者1名+看護師3名でチームを組み、院内の患者さんの急変への対応力を競う競技会です。
参加チームは8チームで神戸大学、県立淡路、神戸中央市民病院、加古川などのチームが参加していました。
シナリオは4つあり、それぞれ15分間に急変に対して、どれだけ対応、検査、治療が行えるかを競います。
この日に向けて、私たちも何度か事前学習に励みました。
チーム名は「モトッキー」!!
シナリオ参加の前後は待合室で待機です。
当日のシナリオには、以下のものがありました。
・外来で胃潰瘍の診断により入院させた患者さんが、実は心筋梗塞で心肺停止し蘇生処置を行うもの
・胃カメラ予定の患者さんが転倒し、頭部打撲かと思いきや、実は胸部打撲もあって、緊張性気胸をおこすもの
よく考えられた多彩なものばかりでした。
私自身もメディカルラリーへの参加は初めてだったので、緊張しました。
日常診療でも急変はあるとはいえ、ほかの病院の先生たちに客観的に評価されることなどはあまり経験しないことなので、とてもいい勉強になりました。
今回は、残念ながら3位以内に入ることはできませんでしたが、次回も参加して優勝を目指したいと思いました。
ラリー後は、懇親会で神戸大学救急部の医師や看護師と楽しくお話し、親睦を深めることが出来ました。
本当にお世話になりました。ありがとうございます!
さすがに帰りの電車では疲れて寝ちゃいましたね。本当にお疲れさまでした!
さて、私は市立川西病院でも、このメディカルラリーを実践したいと強く思っています。
病棟の医師や看護師の急変の対応力を上げることは、それだけ救命できる患者さんが増えるということです。
これからも地域医療の活性化にむけてがんばるぞー!(^_^)/