【NEW!】 ジオン注射による痔の治療について
ジオン注射による痔の治療を始めました!
当院では脱出を伴う内痔核(いぼ痔)の治療に、ジオン注射による硬化療法を行なっております。
ジオン注射は決められた講習会を受けて手技を習得した医師しか行えない治療法で、
肛門の痛みの神経が少ない痔核部分に注射するため痛みがほとんどないのが特徴です。
ジオンという薬は、1970年代に中国で開発された消痔霊(硫酸アルミニウムカリウム)という薬をもとに日本で開発されたものです。
主成分はミョウバン(硫酸アルミニウムカリウム)とタンニン酸で、2005年に厚生労働省から認可を受けた新薬です。
副作用としては出血、血圧低下、吐き気、肛門の違和感、排便困難、一過性の発熱などがあります。
ジオン治療は、1回に1カ所のみ行なえ、全処置や採血なしで行うことができる日帰り手術です。治療後に、安静の必要はなく、運動や入浴も可能です。
ジオン治療の翌日に再診していただきます。
詳しくは外来時にご質問ください。
院長 元木 祥行